良い住宅について

みなさんが住宅を建てたいと思ったときにまず頭に浮かぶのは、ハウスメーカーの住宅展示場を見に行くという行動ではないでしょうか?

やはりそれが一般的であり、大工さんや建築家にいきなり設計を依頼しようとはあまり考えないと思います。

しかし、納得のいく住宅を建てたいと本当に思っている人だからこそ、建築に興味を持ちこのページを見て頂いていると思いますので、この業界で働く一人として建築に興味を持っていただけたことに、まずは感謝したいと思います。

 

住宅を建てるという事を、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

きっと雨風さえ凌げればそれで良いという人もいるでしょう。「住めば都」とはよくいったもので、意匠性や機能的な部分が不足している住宅でも、住んでいれば愛着がわくものです。そういう価値観も有りだと私は思います。

しかし、やはり人生で一番大きな買い物となるであろう住宅ですから「良い住宅を建てたい」と思う人が大半ではないでしょうか?

では「良い住宅」とはどんなものでしょうか?

 

デザイナーが作ったカッコイイ家でしょうか。

機能性を重視した使いやすい家でしょうか。

工事費が安い家でしょうか。

 

どれもなんだか答えであって、答えでは無さそうですね。

正直私にも「良い住宅」とは分かりません。

 

しかし、「良い住宅」を建てる方法はきっと一つだけだと私は思います。

それは、依頼者と設計者、施工業者などの関係者全てが信頼によって結ばれている事です。

「この人は頑張ってくれそうだ」「この人のために頑張ろう」とお互いが思えなければ、やはり良い住宅はできないのではないでしょうか?

ですから皆さんには、設計者と一緒に出来る限りの時間を使って自分にとっての「良い住宅」を話し合い、模索して欲しいと思います。

そして、その相手にもし私を選んで頂けるのであれば、とても嬉しいです。

 

それでは、みなさんが「良い住宅」に巡り合えることを祈っております。

 

八田政佳